私は大海だった
小さなしずくと信じてきた私が
本当は大きな海と 気づかされた
小さなしずく同士で戦ってきた私たちが
同じ海のしずくだったことに気づかされた
ああ なんて愚かだったのか なんで本当を見なかったのだろう
同じ海のしずく同士 一体の神秘だったのに
私たちの長い戦いの歴史が 自と他を信じて生きてきた
永い永い先代の歴史が その痛みを越えて
その反応を越えてその刻み込まれた過去を終えて――
いま帰ろう 君と一緒に
ずっと君もそうしたかったんじゃないのか?
いま帰ろう 君と一緒に ずっと君もそうしたかったんじゃないのか?
同じ海のしずく同士 同じ大きな海同士
ともに ともに 助け合って生きてゆこう